医師の年収

近頃、かなりの高頻度でニュースの話題を占めるのが、医師の収入のお話です。 医師といえば、収入の心配なんて必要のない、安定した職業のてっぺんだ、というイメージのあった一般人にとって、かなりショッキングな実態も報道されていますよね。 お子様に医学の道を勧めようとしていたご両親にとっても、ちょっと考えさせられるニュースが多かったのではないでしょうか。 確かに医師年収は平均して高く、一般企業の平均とは比べ物になりませんが、お医者さんによってはその分、いえその分以上に、超過勤務を強いられている人も多いんです。 特に話題になるのが、小児科や産婦人科の医師の不足ですよね。子供はすぐ体調を崩してしまいますし、夜も診療を受け付けていないと不安です。 そんな声にこたえて、一週間、朝から昼間での勤務を、たった二人の小児科医師で診療を回している医院もあったりするんです。 患者としては助かりますが、お医者さんはだいじょうぶなの!? と心配になってしまいます。 医師年収の詳しいことを言うと、厚生労働省の賃金調べによると、勤務医の平均年収は1300万円になるそうです。 たしかに「高収入!」というイメージはありますが、これはあくまでお金のことだけをみた話。 いくらお金があっても、それを使う時間もないと言うハードワークのお医者様も多いんです。食事の時間も満足に取れず、コンビニのお弁当や、スーパーのおにぎり、栄養ドリンクなどでさっさと済ませて、短い仮眠を挟み、うつらうつらとしながら急患の対応を……なんていう、超過労を抱えて勤務するお医者さんも多いんです。 医師年収の高さは確かにとっても魅力的で、将来の道などを考えたときに視野に入れておきたくなるものですが、医師年収ばかりにとらわれず、その仕事の実態などもよく考えておきたいものです。 いくら高収入を得ても、過労で倒れて……なんてこと、考えたくはありませんよね。 医師団による労働環境改善の訴えなども起こされていますが、わたしたちも、できることでお医者様の環境を良くしてあげたいところです。